機械の修理と違い、神輿の修理にはいたずらに新しい部品を組み込むということは致しません。
斗組みの木片一つをとってみても余程のことがない限り綺麗に洗浄・補修して再度使用します。それは永い年月の使用に耐えて馴染んだ木材は真新しいものよりも数段優れているからです。
また、飾り金物や金箔も新品同様になるまできちんと補修し、付け直しています。
岡田屋布施では神輿を扱うものとしてお客様と同じくらい神輿を大切にお直し致します。

熟練の職人が直接伺ってお見積もり・査定致します。今後のお付き合いを考えた費用設定で承りますので安心してお任せ下さい。
 
専門スタッフが直接引き取りに伺います。
 
 
 
細かい飾り金物から、斗組みの一片まで全て取り外します。
 
木地を見極め、内部の汚れまで全て洗浄致します。仕上がりは新品同様の輝きを放ちます。
 
痛んだ飾り金物を打ち直して元に戻します。また、破損の激しい部分は新品と交換します。
 
神輿にとって大切な部分の一つである屋根の補修です。漆や塗装を全て落とし、塗師職人が一から塗り直します。
漆は何度も重ね塗りすることにより、深みと味わいが増し、お使い頂くうちにさらに落ち着いた雰囲気を醸し出すようになります。
 
神輿を彩る金箔の細かい部分まで丁寧に押し直します。細部まで丁寧に直すことによって神輿の輝きが蘇ります。
 
経年劣化や破損などによりヒビや割れが生じた彫刻はきちんと継ぎ足し補修をして購入時の状態を再現致します。
 
解体した屋根・胴体・台輪を繋ぐ柱を締め直します。
※締め直しのみの修理依頼はこちらを参照下さい。
 
全体のバランスを整えて修理完了となります。
※赤字はクリック出来ます
 

 

神輿を彩る飾り金物(大鳥・小鳥・瓔珞・風鐸・台輪の飾りなど)や金箔の細かい部分(囲垣や鳥居・階段・扉についている飾りなど)を全てはずします。汚れている部分は磨き、変形・破損部分は綺麗に直します。また、どうしても直せない部分に関しては新しいものと交換します。
また、鍍金(メッキ)は一旦全て落としてから、新しい鍍金をかけ直します。

神輿に使われている木材を全て取り外します。
斗組み(屋根の下について屋根を支えているいる組み上げられた木片)や彫刻も全て一片一片解体します。全ての木材は新品に取り替えることなく洗浄し、新品同様になるまで綺麗にします。彫刻のヒビや割れなども補修し、余程のことがない限り、新しいものに取り替えるということはありません。
神輿に使われる木材であるケヤキは丈夫な反面、暴れることが多く、永い間風雪に耐えてきた木材は小さな一片たりとも無駄にすることは出来ないのがその理由です。
また、古来より育まれてきた"もの"を大事にする気持ちが、こうした全ての部品を丁寧に修理していつまでも使用できるようにする技術を発達させてきました。

屋根周りは特に目立つ部位です。漆や塗装・鋳物や飾り金物などを直すと印象が大きく変わります。
漆は一度全て落としてから再度塗り直します。

株式会社岡田屋布施
東京都台東区雷門1-16-5
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